まず初めにご理解いただきたいことがあります。

　オルゴールは「精密機械」であり，音楽を「生演奏」している「アナログ商品」です。

　CDやMDなどの音楽の「デジタル商品」とは違いますので，簡単にコピーして右から左に生産できる代物ではありません。丹精こめて作り上げる為，思ったより高価な商品です。

　私（店長）は，この商品に誇りを持って販売しています。

　少々オルゴールの魅力について語らせて下さい。

　このページをご覧頂いているお客様は「オルゴールを買うか検討中」とお考えのお客様がほとんどだと思います。

　当然，なかには「通りすがり」や「なんとなく」のお客様もいらっしゃると思います。

　オルゴールにどれほどの魅力があるのか？

　音楽は生活の中で欠かせない存在だと思います。ある特定の音楽を聴くと，思い出と共に当時にフィードバックする経験は誰にでもあると思います。

　その音楽を「生演奏」で聴くことは，コンサートにでも行かない限りはほとんど不可能です。当然，CDやMDで聴くことになると思います。

　そこで，オルゴールですが，先にも説明していますが，オルゴールはアナログの「生演奏」です。デジタル音ではありません。当然，原曲とは違いますが，そこは「オルゴールの音色」でカバーされます。生演奏のオルゴールの優しい澄んだ音色は，五感に訴え，何とも心地よく癒してくれます。

　CDやMDで聴く音楽にはない「何か」がオルゴールにはあります。「脳幹に響く」と言ったら言いすぎですか？そんな事はないと思っています。

　実際に，次のような感想が寄せられています。

◎重い病気の患者さんにお見舞いに持っていったら，笑顔が出ました。
◎無表情の末期のがん患者さんに聞いてもらったら涙が出ました。
◎不治の病に冒されている子供のお見舞いに持っていったら，嬉しそうに一日中聞き入っていました。
◎おなかの赤ちゃんが暴れて困る妊婦さんに聞いてもらったら，おなかの赤ちゃんが暴れるのをやめました。
◎仕事で疲れて帰ってきたとき聞いたら，なんだか体が軽くなりました。
◎身障者に聞いてもらったら，涙がこぼれました。

　いかがでしょうか？

　まず，オルゴールのメカ（機械）の種類をご理解ください。

　オルゴールには比較的安価なタイプから，音楽性豊な高級品まで色々なタイプがあります。

　まず最初に，商品分類にあります「弁（べん）」についてご理解ください。

　ここで表記しています「弁（べん）」とは，簡単に説明しますと，オルゴールで曲を表現するときに使われる「音の数（注1）」だとご理解ください。単純に，弁の数が多くなればなるほど音楽性が豊になります。
（注1）音の種類ではありません。オルゴールの性質上，曲によっては，同じ音を2個，3個と使う場合があります。

　オルゴールのメカ（機械）の種類を，ここでは，大まかに演奏時間の違いや，使っている音の数（弁という）で分類することにします。

　ここにない詳しい説明は，左のメニューの「「オルゴールのまめ知識」」，「「よくある質問」」を見て下さい。

　左のメニューの「商品分類」をご覧下さい。72弁（べん），50弁・・・等といった分類があると思います。簡単に説明しますと，弁の数が多いほど高級品です。

　以下に，それぞれの長所，短所をまとめて見ます。

	18弁	23弁	30弁	50弁	72弁
弁　数 （音の数）	18	23	30	50	72
1曲の演奏時間	約15秒	約30秒	約30秒	約30〜45秒 （1回転）	約30〜45秒 （1回転）
ゼンマイが切れる までの総演奏時間	約3分	約4〜5分	約5〜6分	約7〜8分 （10回転）	約7〜8分 （10回転）
曲目の数	非常に多い （数千曲）	少ない （200曲程度）	少ない （300曲程度）	非常に少ない （150曲程度）	非常に少ない （50曲程度）
音楽性	普通	18弁に 比べて豊	23弁に 比べて豊	30弁に 比べて さらに豊	50弁に 比べて さらに豊
価　格	比較的安価	比較的高価	高価	さらに高価	さらに高価

　上記の表からもわかると思いますが，18弁は比較的安価で一般的なオルゴールであり，非常に曲目が多いのが特徴です。（雑貨屋さんなどで売っているタイプがこのタイプです）

　上位機種になるほど柔らかい音色になり，音楽性が豊になりますが，高価になり，曲目が少ないのが難点です。

　「18弁と30弁でどの程度違うのか？」と問われたならば，「全然モノが違います」とお答えします。そのくらいの違いがあります。

◎オルゴールのメカの違い◎


　　

　オルゴールを選ぶ際に二通りの選び方があります。

１）曲目から選ぶ：絶対に「カノン」でないとダメだ・・・というタイプ

　最近は，ほとんどのお客様がこのタイプだと思います。ご希望の曲を左（下からでも）のメニュからお探しください。

　「曲目リスト」

　ご希望の曲は見つかりましたか？

　曲目リストの曲の右側に記載してある数字がそれぞれ18弁や23弁，30弁でオルゴールになっていることを表しています。（数字がある弁数のみオルゴールになっています）

　ご希望曲が30弁でオルゴールになっているのは「ラッキー」と思って下さい。非常に曲数が少ない30弁でご希望曲があるということは本当に幸運です。「おめでとうございます」と声を大にして言いたいです。（本当に）

　ご予算の問題もあると思いますが，大切な方に贈る場合や，思い出の曲をオルゴールで聴きたい場合は絶対に23弁や30弁が「おすすめ」です。是非，23弁や30弁の素晴らしい音色を聴いて欲しいです。

　決して高価な商品を押し売りしているつもりはありません。オルゴールの本当の素晴らしさをご堪能していただきたいが為のご提案です。そして，「オルゴールってこんなに素晴らしい音色なんだ」と五感で感じていただきたいと思っています。きっと感動していただけると思います。

　曲が見つかった場合は，左のメニューの商品分類のそれぞれの弁数のところをクリックしていただき，一覧からお好きなBOXをお選びいただけます。

　「曲」や「音質」にこだわっていますので，奇抜な形はありませんが，オーソドックスなタイプで各種取り揃えています。


　残念ながら，希望の曲が見つからなかった場合は，左上部のメニューのよくある質問をご覧下さい。対処方法を説明しています。


２）形から選ぶ　：人形がくるくる回るオルゴールが欲しい・・などのタイプ

　当方のサイトがあまり得意ではない分野ですね。

　当方のサイトでは「お好きな曲が選べます」を基本コンセプトにしていますので，「形」にこだわったオルゴールは少ないかもしれません。

　でも，「天使＆ピエロ」や「壁掛型」「アンティークタイプ」「癒し系」など左のメニューよりお選び下さい。商品によっては「曲目組換え可能」な商品もありますので，ご覧になってください。

　これらの分類は全て18弁での対応になります。

　「ご希望曲」と「弁数」が決まった後は，「どのBOXを選ぶか？」になります。
　BOXを選ぶにために，色んな角度から見ていきましょう。

　同じ弁数で価格が違うのは「BOX価格の違い」だと認識して下さい。オルゴールのメカは基本的に同じです。（BOXの形状によりメカの形状も異なります）

１）材質
　　BOXの材質には大きく以下の3タイプがあります。
　　○木製（木の種類は色々あります）
　　　加工がしやすく，よく採用されますので一番種類が多いですね。価格も手ごろです。

　　○アクリル（プラスティックのような素材です）
　　　見た目が透明感があり，安価です。種類が多くありません。

　　○クリスタル（ガラス）
　　　高級感があり，見た目も大変美しく，少々高価です。

２）形状 　　BOXの形状には大きく以下のタイプがあります。
　　○宝石箱タイプ
　　　一番オルゴールのイメージに合うタイプです。迷ったらこれでしょうか。

　　○フォトフレームタイプ
　　　写真を入れたい場合は，迷わずこれですね。

　　○壁掛けタイプ
　　　ちょっと壁に掛けたいときはこれでしょう。

　　○手回しタイプ
　　　自分のリズムで音楽を奏でたい場合はこれですね。ちっちゃくて可愛いですよ。

　　○宝石箱＆フォトフレームのミックスタイプ
　　　ちょっと欲張りナタイプですが，よく売れます。

　　○オルゴールのメカを見て楽しむ
　　　宝石箱タイプではオルゴールのメカが見えないのがほとんどです。
　　　が，美しいメカの動きを楽しみたい場合はこれです。
　　　特に，「クリスタルBOX」は人気があります。

　　○その他
　　　どれにも当てはまらないタイプをこれにしておきましょう。


　　こちらの素材と形状の組み合わせからどれを選べば良いかですが，贈られる方（自分も含め）の好みが一番だと思います。（当たり前のことを言ってすみません）

　「好みが解らない」と迷った場合は，どうすれば良いか？

　ちょっとしたプレゼントの場合・・・安価なタイプからお選びになったらいかがでしょうか。

　無難なところで・・・木製の宝石箱タイプでしょうか。（フォト付きも含めて）　

　オルゴールを純粋に音楽だけを楽しみたい・・・見た目が美しいクリスタルがおすすめです。

　写真と共に楽しみたい・・・フォトフレームタイプですね。


　どうしても決まらない場合はお電話かメールでお問い合わせください。
　E-Mail : info@orgelya.com